歯並びや噛み合わせの問題は、成長期に治療することで驚くほど多くのメリットが得られます。けれども、遊びたい盛りの子どもにデコボコとした矯正装置を着けさせるのは可哀想。小学校でいじめられないか心配。そうした不安から小児矯正を諦めかけている親御さまには、是非とも「インビザラインファースト」について知っていただきたいです。

▼インビザラインファーストってなに？

インビザラインファーストは、子ども専用のマウスピース型矯正装置です。透明なマウスピースを使って歯並びをきれいにする「インビザライン」は皆さまもよくご存知かと思いますが、小児期に使える装置が今回のテーマであるインビザラインファーストなのです。矯正の手順や使用するマウスピースは標準的なインビザラインと大差はありませんが、細かい点でいくつか異なります。

▼インビザラインファーストの特徴

インビザラインファーストは、子どもの歯と大人の歯が混在する混合歯列期に適応されます。そのため、インビザラインファーストのマウスピースには、永久歯が正常に生えてくるための「萌出タブ」や「萌出スペース」という特別な構造を設定することができます。また、お子さまがマウスピースの装着時間をしっかりと守れるよう、「コンプライアンス・インジケーター」が付与されており、装着時間に応じて色が変化します。

▼お子さまにも安心して使える理由

インビザラインのマウスピースは透明で目立ちにくいです。薄くて表面が滑らかな素材を使用していることから、遊びやスポーツで転んでも装置によってケガをするリスクは限りなくゼロに近いです。1日20～22時間のマウスピース装着が必須とはなりますが、食事や歯磨きの際には取り外せますのでご安心ください。通院頻度が2ヵ月に1回程度という点も嬉しいものですね。

▼まとめ

今回は、子ども専用のマウスピース型矯正装置「インビザラインファースト」について、名古屋市港区のまさき歯科医院が解説しました。お子さまに快適な歯並び治療を受けさせてあげたいという方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。日本顎咬合学会認定医の院長が精密な矯正治療を実施いたします。